【8月22日 AFP】ドイツ西部デュッセルドルフ(Duesseldorf)で地下鉄建設のための掘削作業を行っていた作業員らが、1万年以上前のマンモスの牙を掘り当てた。市当局が21日発表した。

 デュッセルドルフ市当局の発表によれば、牙は長さ1メートル20センチ、重さ34キロで、深さ約12メートルの地点で見つかった。掘削作業は直ちに中断され、牙は慎重に掘り出され、研究のために移送された。牙以外の部位は発見されていないという。

 マンモスは、現在のドイツ付近に当たる地域では約1万年前に絶滅したとされている。(c)AFP