【10月7日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は5日、コロラド大学(University of Colorado)の火星探査ミッション計画「MAVENMars Atmosphere and Volatile Evolution)」を承認したと発表した。同ミッションの目的は、火星から大気が失われた原因や、過去に生命が存在した可能性を探るというものだ。

 ミッションを主導するコロラド大のブルース・ジャコスキー(Bruce Jakosky)氏は、「火星の上層大気の状態や大気が失われた理由に対する理解が深まれば、火星に関する大きな謎を解く鍵となる」と期待を示す。
 
 ミッションは、予算4億3800万ドル(約365億円)の火星探査プロジェクトの一環として、2013年11月に開始される。(c)AFP