【6月2日 AFP】米航空宇宙局(NASA) は1日までに大マゼラン雲の中にある超新星残がいN49の合成画像を公開した。

 研究者らがNASAのチャンドラX線観測衛星(Chandra X-ray Observatory)を使って30時間以上かけてN49を観測し、爆発した星の残がいから弾丸のような形のものが噴出しているのを発見した。暫定的な観測結果から、爆発は大質量星の崩壊によって発生したとみられている。

 チャンドラ観測衛星の観測から、N49は約5000年前に誕生し、爆発のエネルギーは平均的な超新星の約2倍だったとみられている。(c)AFP