【7月20日 AFP】人類を史上初めて月に到達させたアポロ11号(Apollo XI)の月面着陸から20日で40年となる。バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は、ホワイトハウス(White House)にアポロ11号の乗組員を招き、記念式典を行う。

 同日は、ホワイトハウスでの式典に加え、アポロ計画に参加した宇宙飛行士らの記者会見など数多くのイベントが予定されている。また、全米各地の科学センターなどでは、アポロ計画や今後の宇宙探査計画などに関する番組が同時放送される。

 アポロ11号が打ち上げられた米フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)のケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)や、管制室のあったテキサス(Texas)州ヒューストン(Houston)のジョンソン宇宙センター(Johnson Space Center)、ワシントンDC(Washington D.C.)の国立航空宇宙博物館(National Air and Space Museum)などでもイベントが行われる。
 
 アポロ計画が終了した1972年以来、月面着陸は行われておらず、これまでに月面に降り立ったのは米国の12人にとどまっている。(c)AFP/Jean-Louis Santini