【2月20日 AFP】制御不能となった米偵察衛星をミサイルで撃墜する計画について、国防総省は19日、早ければ20日にもイージス艦レイクエリー(USS Lake Erie)が配置に就いて衛星を撃墜できる見込みだと発表した。

 迎撃ミサイル2発を搭載したレイクエリーはすでにハワイ(Hawaii)を出発し、太平洋を西に向かっているという。2発とも撃墜に失敗した場合に備え、迎撃ミサイル1発を搭載した誘導ミサイル駆逐艦ディケーター(USS Decatur)が待機する。

 計画は、スペースシャトル「アトランティス(Atlantis)」が20日の現地時間午前9時7分に帰還するのを待って実施される。撃墜にかかる費用は4000-6000万ドル(約43億-65億円)と見積もられている。(c)AFP