【7月2日 AFP】米グーグル(Google)は1日、最新のニュースや情報をわかりやすく表示する無料サービス、「Googleリーダー(Google Reader)」を終了した。

 2005年10月にサービスを開始したGoogleリーダーの「RSSフィード」は、インターネット上での更新情報などを収集する方法として長い間人気があったが、最近はフェイスブック(Facebook)やツイッター(Twitter)などのソーシャルメディアが代わりに利用される傾向が強まっていた。

 Googleリーダー終了に伴い、代替サービスとして「Feedly」「Digg Reader」「Newsblur」「Flipboard」などに注目が集まっている。

 Googleリーダーは、イランなど政府の弾圧が厳しい国々で、インターネットの検閲から免れるために利用されていたことから、(サービスの終了をめぐっては)中東のユーザーから大きな懸念が上がっている。(c)AFP