【1月16日 AFP】米フェイスブック(Facebook)は15日、検索機能の大幅な強化を始めた。米グーグル(Google)やビジネス向けSNSのリンクトイン(LinkedIn)、レストラン口コミ評価サイトのイェルプ(Yelp)など、他のネット企業が提供するサービスと競合する可能性を秘めた機能強化だ。

 試験運営が開始された「グラフ・サーチ(Graph Search)」と呼ばれる新機能では、グーグルなどの検索エンジンでは見つけられない、フェイスブック内の膨大な情報にアクセスできる。

 開発はマイクロソフト(Microsoft)の検索エンジン「ビング(Bing)」の密接な協力の下に行われたという。新機能では、例えば「私の友達が好きな曲は何?」といった自然な質問文を入力して、友達が好きな場所、写真、映画などを調べることが出来る。検索には、ビングからのオンライン検索結果も使われる。

 新機能は米国英語でサイトを利用するユーザーを対象に、15日に導入された。同社のマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)最高経営責任者(CEO)は「私たちはフェイスブックを大きなソーシャル・データベースとして見ている。フェイスブックも、他のデータベースと全く同じように検索できるべきだ」と語っている。

 アナリストの中には、グーグルの検索サービスの脅威となりうる機能との見方もある。また、この新機能で「米航空宇宙局(NASA)職員と知り合いの友達」を検索して求職活動に使ったり、「友達お薦めのレストラン」を検索したりすることも出来るため、リンクトインやイェルプなどのサービスとも競合する可能性がある。(c)AFP/Glenn Chapman