【3月11日 AFP】米グーグル(Google)傘下の動画投稿サイト、ユーチューブ(YouTube)は10日、従業員数を約30%増やす方針を示した。実現すれば、2011年のユーチューブ従業員の年間採用数は過去最多となる。

 ユーチューブ人事チームのジェフ・ファーガソン(Jeff Ferguson)氏はブログに、「2010年は素晴らしい年でした。2011年は従業員を30%以上増やすつもりです!」と書き込んだ。

 2005年2月に設立されたユーチューブは、今では世界的な動画共有サイトに成長した。ファーガソン氏によると、毎分平均35時間分の動画が投稿され、毎日20億本の動画がウェブで視聴されているという。

 また、南カリフォルニア大学(University of Southern California)映画芸術学部(School of Cinematic Arts)とコロンビアカレッジシカゴ(Columbia College of Chicago)と協力して、「ユーチューブ・クリエーター・インスティチュート(YouTube Creator Institute)」を立ち上げたと発表。インスティチュートでは、デジタル時代のツールを使って成功する方法を意欲的な映画制作者たちに教えることを目的に、オンラインとオンキャンパスの要素を融合させたプログラムを実施する。(c)AFP