【4月6日 AFP】米ソフトウエア大手マイクロソフト(Microsoft)が次週にも、若年層をターゲットとした新型携帯電話を発表する。米経済紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street JournalWSJ)が5日、報じた。

 AFPがマイクロソフト広報に問い合わせたところ、サンフランシスコ(San Francisco)で12日にメディア向けイベントを開催することを明らかにした。だが、イベントの内容についてはコメントを避けた。

 一方、WSJ紙は関係筋情報として、マイクロソフトが近く新型携帯電話の発表を計画していると伝えた。同紙によると、マイクロソフトはプロジェクト名「ピンク」と名づけられた新型携帯電話の開発を進めていた。ソフトウェアやオンラインサービス、ハードウエアをマイクロソフトが担当し、電話機本体はシャープ(Sharp)が製造するという。

 マイクロソフトが年内に発表を予定している携帯端末向け基本ソフト(OS)「Windows Phone 7(ウィンドンズ・フォン7)」と同種のOSを搭載しているという。

 販売は、米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ(Verizon Communications)と英携帯電話ボーダフォン(Vodafone)の合弁携帯電話会社ベライゾン・ワイヤレス(Verizon Wireless)が行う。

 当面は米国内限定とするが、将来的には海外市場での販売も行う見込み。(c)AFP