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www一般開放15周年、発明者が語るウェブの理想

  • 2008年05月01日 14:32 発信地:ロンドン/英国
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フィンランドで創設された、人類の生活を向上した発明に贈られるミレニアム技術賞(Millennium Technology Prize)を受け取るティム・バーナーズ・リー(Tim Berners-Lee)氏(2004年6月15日撮影)。(c)AFP

【5月1日 AFP】ワールド・ワイド・ウェブ(World Wide WebWWW)を発明した英国のティム・バーナーズ・リー(Tim Berners-Lee)氏は、WWWの一般開放から15周年にあたる30日、「WWWは、まだほんの“幼児期”にある」と語った。

 WWWは1990年代初頭、当時リー氏が勤務していたスイス・ジュネーヴの欧州共同原子核研究機構(CERN)で誕生した。

 CERNは1993年4月30日、WWWを無料で一般開放すると発表。リー氏とその仲間が、このプログラムコードを誰に対しても無料で公開するよう上司を説得したのだ。

 リー氏はBBCのインタビューに対し「ウェブは想像がつかない方向へと発展する可能性があるが、結局、『世のため人のため』のものであるべき」との理想を語った。

「(ウェブをベースにした)新しい社会システム、評価システム、そしてガバナンス(統治)システムが構築されつつあるのは喜ばしい。こうしたシステムにより、地球上どこでも効率的かつ公正に共同作業できる環境が整えばいいと思う」

 WWWがオンラインアドレスの先頭に付される、いわゆる「ウェブ」は、インターネット上で情報を共有できるユビキタスネットワークとなっており、今や推定1億6500万のサイトが存在するという。

 CERNがWWWを一般開放するにあたっては、一部の上司が難色を示したと、リー氏の同僚Robert Cailliau氏は振り返る。

 当時、米ミネソタ大学(University of Minnesota)では「Gopher」と呼ばれる類似の文献検索システムが開発されていた。「WWWをGopherのように有料にしていたら、WWWは今のようには全世界に普及せず、AOLやCompuserveのような1つのサービスにとどまっていただろう」とCailliau氏は語った。(c)AFP

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