【7月15日 AFP】米自然保護団体コンサベーション・インターナショナル(Conservation International)は14日、マレーシア・ボルネオ島(Borneo)サラワク(Sarawak)州のジャングルで、絶滅が危惧されているヒキガエルの一種「サンバス・ストリーム・トード(Sambas Stream Toad)」を約90年ぶりに再発見したと発表した。

 ボルネオ・レインボー・トード(Borneo Rainbow Toad)とも呼ばれる足のひょろ長いこのヒキガエルは、1924年にボルネオ島で最後に目撃されて以来、目撃情報が途絶えていた。当時、個体数がわずか3匹まで減ってしまったことが知られていた。

 コンサベーション・インターナショナルなどの自然保護団体は、10年以上目撃されていない両生類の再発見を促すために「World's Top 10 Most Wanted Lost Frogs(世界で最も発見が待たれる10のカエル)」キャンペーンを立ち上げ、サンバス・ストリーム・トードもこの中に含めていた。

 マレーシアの研究者、インドラネイル・ダス(Indraneil Das)氏は前年8月、サンバス・ストリーム・トード再発見のためのチームを結成し、夜間、サラワク州西部の山間部のごつごつした尾根伝いに丹念な捜索活動を続けてきた。そして今回、ついに、3本の別々の木の上で3匹のサンバス・ストリーム・トードを発見したという。(c)AFP

【関連記事】ボルネオ島で豆粒大の新種のカエル発見、アジア最小