米航空宇宙局(NASA)の衛星テラ(Terra)が撮影した、米アラスカ(Alaska)州とカナダ・ユーコン(Yukon)州の国境近辺の衛星写真(2003年8月22日撮影)。(c)AFP/NASA
【11月18日 AFP】米アラスカ(Alaska)州に接するカナダ・ユーコン(Yukon)州のセントエライアス(St. Elias)山脈にある同国最高峰のローガン(Logan)山の標高がこの15年で7メートルも上昇しており、現在も上昇している可能性があるという。アラスカ州立大学(University of Alaska)の研究チームが行ったレーザー高度計による測定で明らかになった。
研究によると、ローガン山の公式標高はカナダ地質調査所(Geological Survey of Canada)が1992年に測定した5959メートルとされているが、今回の調査で5966メートルだったことが明らかになった。研究チームによると、標高が変化したのは、前回測定時の誤りや頂上付近の雪が厚みを増したこと、構造隆起などの可能性が挙げられるという。
研究チームのマイケル・シュミット(Michael Schmidt)氏は「現在、頂上は雪と氷で覆われている。前回の調査以来、雪の厚みが増した可能性もある。だが、もし、前回調査から現在までの期間で7メートルも雪が積もるのであれば、非常に驚きだ」と語った。
一方で、アラスカ大学地球物理研究所のクリス・ラーセン(Chris Larsen)氏は、地球温暖化による気候変動で、暖かく、湿気を含んだ天候が山頂部分に平均値以上の積雪をもたらしたかもしれないと推測している。(c)AFP
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