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WWF、EUの違法材輸入を批判 フィンランドが最多

  • 2008年07月24日 08:25 発信地:ヘルシンキ/フィンランド
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インドネシア・南スラウェシ州マカッサル(Makassar)の港で、船から材木を降ろす労働者 (2006年1月24日撮影)。(c)AFP/Jewel SAMAD

【7月24日 AFP】世界自然保護基金(World Wildlife FundWWF)は22日、違法伐採された木材を輸入しているとして欧州連合(EU)を非難し、問題への対応としてEUレベルでの規制を求めた。

 WWFは声明で、違法伐採は森林の保護機能を破壊し、洪水や土砂崩れなど自然災害のリスクを高め、気候変動の主因である森林破壊にもつながると警告し、さらに木材の価格が下がって企業や国、また地域経済を損なうと指摘。

 同団体の報告書「Illegal Wood for the European Market(欧州市場における違法材)」によると、EUが2006年に輸入した違法材および違法材で作られた木工製品は約3000万立法メートルで、主な輸入元はロシア、中国、インドネシアだという。

 WWFは、EU域内で違法材が取引されないよう、EUレベルでの追加規制を求めており、材木輸出業者に対して法を順守し、原材料が合法な木材であることを示す義務を課すよう主張している。

 EU内でも、フィンランドは世界有数の製紙市場で、ロシア産の木材を最も多く輸入しているが、ロシア政府が2006年に材木輸出を削減し始めたことからフィンランドへの合法的な輸出は減っている。WWFによると、同年にフィンランドへ不法輸入されたロシア産丸太材は約370万立方メートルで、EU全体での違法材による材木品輸入の約14%にあたるという。

 フィンランドの森林保護団体が生産鎖からの違法木材排除に努めてきたことをWWFは認めているが、一方で違法材の排除機能に限界がある企業では、依然として違法材が使用されており、実質的には何も改善されていないという。

 ほかに、英国、ドイツ、イタリアが、中国やインドネシアなどアジアから家具などの木工品を最も多く輸入しているが、うち40%が違法材で作られたとWWFは推測している。(c)AFP

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