【12月20日 AFP】鴨下一郎(Ichiro Kamoshita)環境相は19日、地球温暖化対策として2020年までに温室効果ガス排出量を1990年比で20%削減することを目標に掲げる欧州連合(EU)に匹敵する努力が必要だと述べた。

 G8北海道洞爺湖サミットを控え鴨下環境相は、日本が主導的役割を果たすためには中期目標設定が必要との考えを表明。2020年までの削減目標を20%程度と設定することにも前向きな姿勢を示した。

 またインドネシアのバリ(Bali)島で行われた国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)第13回締約国会議(COP13)での日本政府の態度について、全体の合意形成を模索したと説明した。(c)AFP