【1月25日 AFP】2015年公開予定のSF映画『スター・ウォーズ(Star Wars)』シリーズ最新作の監督に、J・J・エイブラムス(J.J. Abrams)氏(46)が起用される見込みであることが、24日の米娯楽誌バラエティ(Variety)の報道で分かった。

 米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニー(Walt Disney)は昨年10月、同シリーズの生みの親ジョージ・ルーカス(George Lucas)氏の映画製作会社ルーカスフィルム(Lucasfilm)を40億ドル(約3600億円)で買収。同時に、同シリーズの新作を3部作で製作すると発表していた。絶大な人気を誇る『スター・ウォーズ』シリーズは、1977年の第1作公開以来、累計で44億ドルの興行収入を上げてきた。

 バラエティ誌によれば、ディズニーとエイブラムス氏との契約交渉は最終段階にあるという。米人気TVシリーズ『LOST』の生みの親の1人であるエイブラムス氏は現在、SF映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス(Star Trek Into Darkness)』の仕上げに入っている。

 脚本や製作も手掛けるエイブラムス氏の主な監督作品は、『M:i:III(Mission: Impossible III)』(2006年)、『スター・トレック(Star Trek)』(2009年)、『SUPER 8/スーパーエイト(Super 8)』(2011年)など。

 これまで製作された『スター・ウォーズ』シリーズ6作中、4作で監督を務めたルーカス氏はクリエイティブ・コンサルタントとして新3部作に携わる。3部作は2~3年の間隔で公開される予定だ。(c)AFP