【1月17日 AFP】映画「007」シリーズの第1作公開から50周年を記念して、英国南部ボーリュー(Beaulieu)の国立自動車博物館(National Motor Museum)で17日、歴代の「ボンドカー」を集めた展示会「ボンド・イン・モーション(Bond in Motion)」が開幕する。

 展示される50台の中には、『007/慰めの報酬(Quantum of Solace)』に登場したアストンマーチン(Aston Martin)DBSなどがある。

 初期の作品からは、『ゴールドフィンガー(Goldfinger)』に登場したロールス・ロイス・ファントムⅢ(Rolls-Royce Phantom Ⅲ)や、『私を愛したスパイ(The Spy Who Loved Me)』でロジャー・ムーア(Roger Moore)を乗せて潜水したロータス・エスプリ(Lotus Esprit)S1などが展示される。さらに、『美しき獲物たち(A View To A Kill)』でボンドを乗せたまま悪役マックス・ゾリン(Max Zorin)とメイデイ(May Day)によって湖に沈められる1962年製のロールス・ロイス(Rolls-Royce)もある。
 
 展示会にはそのほか、シリーズで使用されたボート、モーターバイク、ジェット機、そり、パラシュートなども展示される。

 開幕に先駆け15日に行われたイベントには、『黄金銃を持つ男(The Man With The Golden Gun)』でボンドガールを演じた女優ブリット・エクランド(Britt Ekland)らが出席した。

 展示会は12月31日まで。(c)AFP

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