【2月22日 AFP】全米脚本家組合(Writers Guild of America、WGA)賞が20日に発表され、オリジナル脚本賞に『ハート・ロッカー(The Hurt Locker)』が選ばれた。これにより、3月7日に発表されるアカデミー賞で作品賞を獲得する可能性がますます高まった。

 同作の脚本を書いたマーク・ボール(Mark Boal)は、米軍の爆発物処理班に数週間同行した後に執筆したという。イラク・バグダッド(Baghdad)で任務を遂行する爆発物処理班を描いた作品で、オスカー最有力とみられている。

 そのほか同賞にノミネートされていたのは、『アバター(Avatar)』、『ア・シリアス・マン(原題、A Serious Man)』、『(500)日のサマー((500) Days of Summer)』、『ハングオーヴァー(原題、The Hangover)』だった。

 脚色賞には『マイレージ、マイライフ(Up In the Air)』が選ばれた。(c)AFP