【11月29日 MODE PRESS】米東海岸を襲ったハリケーン「サンディ(Sandy)」の被災者を支援するため、米国ファッション協議会(CFDA)と米「ヴォーグ(Vogue)」がチャリティ・オークション・サイト「Charitybuzz.com」でオークションを開催している。

 CFDAの会長を務めるデザイナーのダイアン・フォン・ファステンバーグ(Diane von Furstenberg)は「サンディは私たちのホームに大きな被害を残しました。多くの友人や隣人が悲惨な状況にいます。ハイチや日本を支援したように、私たちファッション業界は団結し、サンディの被災者支援のため資金を募ります」とコメント。自身が所有するバハマのビーチハウスに1週間滞在できる権利(5万ドル相当)や、ランチデート&本社ツアーの権利などを出品している。

 そのほか、来年2月に開催されるNYコレクションのバックステージでデザイナーのヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)に会える権利、13年コスチューム・インスティチュート・ガラのプライベートツアーでアナ・ウィンター(Anna Wintour)編集長に会える権利など、多くのデザイナーらが提案する様々な機会がオークションにかけられている。

 オークション開催期間は12月5日まで。収益は「Mayor's Fund to Advance New York City」や同様の信頼できる団体に寄付される。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS