【2月28日 MODE PRESS】デザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)がスケッチを描かないデザイナーに苦言を呈した。

 「シャネル(Chanel)」や「フェンディ(Fendi)」を手がける大御所デザイナーのカールは、英「インスタイル(InStyle)」のインタビューに対し「私はひとりでいる時に何時間もスケッチします。そのとき夢に描いたものが、コレクションになるのです」とコメント。「スケッチを描かず、他の誰かに描かせたものにサインだけして世に出すようなデザイナーには我慢できません。不誠実だと思います。モデルやマネキンに上手く服をまとわせることができるのが、デザイナーではありません。スケッチを描かなければ」と厳しい意見を語った。

 なお、自身の名を冠したブランドを展開するタレントのヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)や、英大手アパレル「 トップショップ(TOPSHOP)」とのコラボレーションを展開していたモデルのケイト・モス(Kate Moss)などが、過去に「スケッチはしない」と公表している。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS

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