【10月4日 senken h】人生の門出を祝うウエディングは祝う人も見守られる主役もハッピーに過ごしたいもの。今号ではとっておきの1日に合わせたウエディングドレスや、お呼ばれにも幅広く活躍するファッションアイテムなどを紹介。ここではファッション業界人から結婚式にまつわる思い出を語ってもらった。

■アバハウスインターナショナル プレス兼店舗運営部販売促進チームマネージャー 齋藤 玲緒奈さん×ヘア・メイクアーティスト ぼたん(白坂 美紀)さん


<Q and A>
【結婚式場】
挙式・披露宴・二次会すべて松濤GALLERY

【リング】
親交のある「Velvet Lounge」のディレクター・雪岡正輝さんに特別に作ってもらったもの。

【衣装・ヘアメイク】
商品開発から携わった「DESIGNWORKS」のパターンオーダータキシードと、「アルフレッド・バニスター」の別注エナメルブーツ。彼女のヘアメークは師匠の大西トモユキさんがして下さいました。

【引出物】
「コレックス」のボディケアアイテムと引き菓子、そして自作の冊子。

【結婚を決めたきっかけ】
彼女がアシスタントから独立して軌道に乗ったのを機に。自分の好きな仕事があって、エネルギッシュで生命力がある感じが良かったです。

【こだわりポイント】
ほとんどの出席者がファッション関係なので、ありきたりなことをやっても面白くないと思いシンプルに。また、「いかにも」な感じが苦手なので、式は僕のイメージカラー「黒」にこだわりました。黒い大理石のチャペルにはじまり料理まですべて黒がテーマです。そして、式とのギャップも楽しんでもらいたかったので二次会は彼女のカラーで。表紙を担当する『Popteen』のモデルやタレントさんたちに大勢登場してもらい徹底的にギャルギャルしく楽しくやりました。

<コメント>
 今回、もらってうれしいプロフィールブックを作りたいと、仕事でもお世話になっているADの梅沢さんやプロのライター、カメラマン、ヘアメークの友人たちと、ノイジーウィーク日本版なる冊子を作りました。モデルも使い広告ビジュアルまで入れたりと、細部までとことんこだわって作ったので、結局最後にはみんなで徹夜して文字校正をやるはめに(笑)。いい思い出になりました。式で上司から温かい言葉をかけてもらったことは会社人として気持ちが報われた瞬間でしたし、月並みですがいろいろな人に助けられて生きていることを実感。改めて人や親のありがたさがわかりました。

■PR&Management ランガール★ナイトプロデューサー 宇田川 佳子さん×水産関連商社勤務 呉 正樹さん

<Q and A>

【結婚式場】
挙式・箱根神社/披露宴・山のホテル/結婚披露パーティー・T.Y.Harbor Brewery 【リング】 婚約・結婚指輪どちらもブシュロン。重ねづけできるデザインを選びました。

【衣装】
挙式と披露宴は紋服と色内掛け&和髪に角隠し。パーティーは、たくさんのクリスタルが散りばめられたバルーンシルエットのタフタのドレス。旦那さんは白のリネンのスーツに蝶ネクタイ。仲良しのスタイリストさんにスタイリングしてもらいました。

【引出物】
シャンパングラスと引き菓子

【結婚を決めたきっかけ】
こんなダイナミックな人にはもう一生巡り合えないと思ったし、この人とならエキサイティングな人生を歩めそうだったので(笑)。

【結婚のイメージ】
一生に一度の大決断!

【こだわりポイント】
神前式がしたかったので、2人が結婚前によく通った箱根神社での挙式にこだわりました。パーティーでは、やりたかったマグロの解体ショーができ、かつ開放感のあるスペースにこだわりました。

<コメント>
準備が本当に大変で、けんかも増えくじけそうになりましたが、当日はとても楽しくて幸せで。もう一度やりたくなる諸先輩方の気持ちがよく分かりました(笑)。何より両方の両親が喜んでくれたので、少しは親孝行できたかな、と思います。 挙式&披露宴は、お色直しでお義母さんがご自身の婚礼で着られた振袖を着たことや、海外からたくさんのゲストが来てくれ、とても思い出深い1日になりました。披露パーティーも仕事関係のかた含め大勢のゲストが来てくださり、こんなに幸せな1日はなかったです。(c)senken h / text:加藤陽美