【3月2日 MODE PRESS】イタリア・ミラノ市内で2月24日から3月1日まで10/11年秋冬ミラノ・コレクションが開催された。期間中の金曜日、26日の夜には随所で業界人の集うパーティが開催された。

■女優が集まるブルガリのパーティ

 市内にある「ブルガリ ホテル(BVLGARI Hotel)」では、約500人ものゲストが出席するパーティが開催された。会場では、フランチェスコ・トラパーニ(Francesco Trapani)CEOが、女優のジュリアン・ムーア(Julianne Moore)を起用し、マート・アラス(Mert Alas)とマーカス・ピゴット(Marcus Piggott)が撮影した最新のキャンペーン広告を公開。さらに、サイモン・コスティン(Simon Costin)が手がけたガーデンでは、新作バッグ「Chandra」がお披露目された。

 豪華な出席者の中には、女優のクレア・デインズ(Claire Danes)や俳優のクライヴ・オーウェン(Clive Owen)をはじめ、スタイリストのレイチェル・ゾー(Rachel Zoe)や伊「ヴォーグ(VOGUE)」編集長、フランカ・ソッツァーニ(Franca Sozzani)なコレクション期間らしい顔ぶれも。

■ラベルクス・グループも合同パーティを開催

 「バリー(Bally)」「デレク・ラム(Derek Lam)」「ザリアーニ(ZAGLIANI)」などを傘下に持つ伊ラグジュアリー・グッズ企業のラベルクス・グループ(Labelux Group)も、市内ショールームでパーティを開催した。

 吹雪の中、自身のコレクションをミラノまで持ち込んだラムは、「オリンピックに触発されたから、ミラノの後はジャクソンホール(Jackson Hole)に向かう予定だよ。だから雪なんて関係ないよ!」とコメント。

 さらに夜10時過ぎには、今シーズンで退任が決まったバリーのクリエイティブ・ディレクター、ブライアン・アトウッド(Brian Atwood)も登場。 ファッション・ジャーナリストのサリー・シンガー(Sally Singer)、ジュエリーデザイナーのソランジュ・アザグリー・パートリッジ(Solange Azagury-Partridge)、キュレーターのオリヴィエ・ザーム(Olivier Zahm)など多彩な出席者は、食事やお酒とともに楽しいひと時を過ごした。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS

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