【6月30日 Relaxnews】6月25日に急逝したマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の友人でありデザイナーのクリスチャン・オードジェー(Christian Audigier)が、マイケルとの思い出について語った。

 オードジェーは、7月にロンドンで行われる予定だったマイケルのコンサートツアーグッズも手がけていた。最後にジャクソンに会ったのは、1か月前のコレクションの打ち合わせだったという。「まるでサーカスのように、彼はいつもふと登場するんだ」と振り返る。

 さらに、マイケルのスタイルについて、「彼はマイケル・ジャクソンというスタイルを作った。スリラーのジャケットや、大きなシャツや襟が特徴的なファンキーなパンクスタイルなど、80年代を振り返ると、そこには必ずマイケル・ジャクソンがいるんだ」と賞賛。

 マイケルは自身の子供たちのために、Tシャツのデザインなどもしていたという。「とても素晴しい父親だったよ。子供への奇行だとかいろいろ騒がれていたけど、それについては悲しく思う。彼は本当に家族思いの人だったし、子供に十分な教育を与えていた。もし私が彼の子供たちにできることがあるのなら、基金を作るなど何でもするよ」とオードジェー。

 また、オードジェーは今秋にパリで開催される10年春夏コレクション期間中にショーを行うと発表。同ブランドがパリでコレクションを発表するのは今回が初めてだ。「わたし自身も驚くようなショーになると思う。たくさんのセレブも集まる予定だよ」と語った。(c)Relaxnews

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