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トスカーニ氏、「やせ過ぎ警鐘」広告への批判に反論

  • 2007年09月27日 18:17 発信地:ローマ/イタリア
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2007年9月26日、ローマ市街に掲げられたオリビエーロ・トスカーニ(Oliviero Toscani)による反やせすぎをうたった広告。(c)AFP/ANDREAS SOLARO

【9月27日 AFP】伊アパレル「NOLITA」が全国で展開した「やせ過ぎへの警鐘」キャンペーンに対し、「拒食症の少女たちが広告のモデルとなったフランス人女優イザベル・カーロ(Isabelle Caro)さんをお手本にする危険性がある」という批判が出ている。これに対して26日、写真家オリビエーロ・トスカーニ(Oliviero Toscani)氏が反論した。

■「現実を反映したもの」

 「過激な手段に訴えると、反対する者が必ず出てくる」とトスカーニ氏。さらに、これは人に無意味な衝撃を与えるものではなく、現実を反映したもの」とつけ加えた。
 
 やせ細った女性の裸体の上に「やせ過ぎに“No”」というスローガンが描かれたこの広告は、「NOLITA」がスポンサーとなり08年春夏ミラノ・コレクション期間中の24日に、全国紙レプブリカ(La Repubblica)に掲載された。

 「私の写真を使った広告を拒食症の少女が見たら、『無理なダイエットをやめなければ』と考えるのが普通だ。写真が彼女らに危害を加えることなどあり得ない」

■カメラマン=時代の証言者

 トスカーニ氏が、拒食症問題に関心を持ったのはファッション界で働くようになってからだという。

 「ファッション界の独特の環境が、少女たちに『やせよう、ダイエットしよう』という気持ちを起こさせる。2006年にロカルノ映画祭(Locarno film festival)で上映された、拒食症にかかった16歳の少女の短編映画を撮っている間に、この問題を研究した」

 トスカーニ氏は冷静な姿勢で拒食症問題に臨んでいるという。「拒食症に衝撃を受けたり、強い影響を受けたことはない。カメラマンは時代の証言者であるべき。宣教師のように説教をして回るのではなく、ジャーナリストして自分の仕事を通じてこの問題を訴えていく」と語った。(c)AFP


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