【東京 8日 AFPBB News】米ジュエリーブランドのハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)が11月下旬、名古屋初の直営路面店をオープンする。場所は、名古屋市内の繁華街、栄を少し離れた閑静なエリア。4月にオープンした大阪・心斎橋店に次ぐ国内2番目の規模となる予定だ。

 店舗を設計したのは、表参道ヒルズ店などを手がけた米在住のフランス人建築家ティエリー・デスポン氏。「個人の邸宅」をイメージするという店舗は、ブロンズを基調としたモダンな仕上がりになる予定だ。

 約1世紀の歴史をもつハリー・ウィンストンは、卓越した技術と高品質なダイヤモンドで知られ高級ジュエリーの代名詞ともされている。顧客には、王侯貴族やハリウッドセレブ、各国元首らも多く、米スミソニアン博物館には専門ギャラリーがある。

 世界13都市に店舗展開する同社は、6月に中国初となる北京店を、秋にはシカゴ店を新規オープンする。時計の需要拡大に対応するために、今秋スイス・ジュネーブ郊外に大規模な時計工場を開き、生産体制の充実を図るという。(c)AFPBB News