【9月9日 AFP】世界的に有名なリゾート、インドネシア・バリ(Bali)島で8日、ミス・ワールド(Miss World)世界大会が始まった。開会式に各国代表が出席する中、会場のある建物周辺では、武装した警察官を含む約100人の警備体制が敷かれた。

 主催者側は、今大会では水着審査を行わないと発表し、インドネシアのイスラム教徒らを挑発しないよう配慮している。ただ政府は7日、強硬派からの圧力を受け、ジャカルタ(Jakarta)およびその周辺で開催が予定されていた決勝とその他のイベントもバリ島で開催するよう命令している。バリ島では、ヒンズー教徒が住民の多数を占めているためだ。

 バリ島の警察当局によれば、これまでのところ安全上の脅威となるような兆候はないという。(c)AFP