【5月13日 AFP】前月の「ミスUSA(Miss USA)2009」コンテストで同性婚を否定し、世論を二分する議論に巻き込まれたミス・カリフォルニア(Miss California)のキャリー・プレジーン(Carrie Prejean)さん(21)は12日、過去のセミヌード写真が公開されたことによるタイトルはく奪は無いと告げられた。

 ミス・ユニバース(Miss Universe)主催団体のオーナー、米不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は、ニューヨーク(New York)のトランプタワー(Trump Tower)で会見し、プレジーンさんが「ミス・カリフォルニアであり続ける」と発表した。

 プレジーンさんは、これまでにセミヌードやヌード写真の撮影を行っていないと明言していた。しかし、露出度の高いビキニショーツだけを付けたプレジーンさんの写真がインターネットに公開され、ミス・カリフォルニアのタイトルをはく奪される可能性が出ていた。

 トランプ氏は、この写真がミス・カリフォルニアとしての契約に違反していないと述べた。

 米ニュース専門局MSNBCテレビでの会見で、プレジーンさんは、モデルとしてデビューしたばかりの17歳の頃に撮影された写真の流出を非難。同性婚に反対したためにこのような仕打ちを受けたと涙ながらに訴えた。(c)AFP