【6月22日 Relaxnews】中国・深セン(Shenzhen)のテーマパーク運営会社「華強文化科技集団(Fantawild Holdings)」が、中国独自の大型テーマパークで世界進出を狙っている。まず、年内にイラン・イスファハン(Esfahan)に「方特主題公園(Fantawild Theme Park)」をオープンすると発表した。ウクライナと南アフリカにも建設中だという。

 同社は現在、中国国内で6つのテーマパークを運営しており、2015年までに新たに7つを開園する予定。

 中でも最大は安徽(Anhui)省東部の蕪湖(Wuhu)にある広さ約125万平方メートルの「方特歓楽世界(Fantawild Adventure)」で、2008年の開園以来の来場者数は1100万人に達した。中国独自の設計・建設だと同社が自負するアトラクションには、「恐竜半島(Dino-Peninsula)」や「失落帝国(Lost Empire)」といったテーマ別セクションや、4Dで楽しめる宇宙旅行シュミレーションなどがある。

 中国には、米ディズニー(Disney)が2014年までに上海(Shanghai)にディズニーランドを新規開園するほか、オンラインゲーム「アングリーバード(Angry Birds)」で知られるロビオ・エンターテイメント(Rovio Entertainment)も今秋2つのテーマパークをオープンする予定だ。(c)Relaxnews/AFPBB News