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工業用の塩、メーカーの「勘違い」で13年間食用として流通 アイスランド

  • 2012年01月20日 07:54 発信地:レイキャビク/アイスランド
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フランス南部エグモルト(Aigues-Mortes)で、海水が濃縮されてできる塩の結晶「塩の花(フルール・ド・セル、fleur de sel)」(2001年8月8日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/DOMINIQUE FAGET

【1月20日 AFP】アイスランドの保健当局は17日、過去13年間にわたり工業用の塩が食用として「誤って」流通していたことを明らかにした。

 首都レイキャビク(Reykjavik)の保健当局者は「工業用の塩には、食用では取り除かれている石や金属などの異物が混入している可能性があり、安全ではない」と、日刊紙フレッタブラディッド(Frettabladid)に語った。

 問題の塩を輸入したのは、飲料メーカーで輸入卸会社の「Olgerdin Egill Skallagrimsson」。輸入元のデンマークでは、道路の融雪剤や化学製品の原材料として使用されている。

 保健当局者によると、アイスランドでは、肉や魚の加工業者や製パン業社など、数十社が13年間にわたりこの塩を使用してきた。塩そのものが市場に出回ったことは無いという。
 
 塩の包装袋には、工業用を意味する「Industrial」との表記があったものの、Olgerdin社の経営責任者によると、特に対応はとらなかったという。同氏は国営放送RUVに対し、「Industrialは食品産業(Food industry)用を意味していると勘違いした」と語った。

 Olgerdin社ならびに塩を使ってきた業者は16日、「食品等級も食用の認定印もなかったのに気付かなかった」として、怠慢と誤りを認め、謝罪した。

 同国乳業大手の「MS Iceland Dairies」は、この塩が含まれていた5製品をすべて回収したという。

 保健当局者は、工業用の塩について、「安全ではないので市場に出回るべきでは無い」と述べた。(c)AFP

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