【9月24日 AFP】米司法省監察総監室が20日、金融危機のさなかだった08年と09年に同省の会議で高額の飲食出前サービスが利用されていたなどとする監査報告を発表したことに対し、報告書で名指しされたホテルが反論した。

 148ページにおよぶ監査報告書によると、2009年8月にワシントンD.C.(Washington D.C.)のキャピタル・ヒルトン(Capital Hilton)で行われた会議では1個16ドル(約1200円)のマフィンが出されたとされている。

 これに対し同ホテルを傘下に持つヒルトン・ワールドワイド(Hilton Worldwide)は、「この朝食の契約は、フレッシュフルーツ、コーヒー、ジュース、マフィン、税金とチップで、1人あたりの合計金額が16ドルだった。レシートには契約によって提供した全てのメニューを記載せずに省略することが多い」と説明した。(c)AFP

【関連記事】金融危機のさなかに贅沢出前サービス、米司法省の監査結果