【4月20日 AFP】上海モーターショー(Auto Shanghai)2011が19日に開幕した。世界最大の自動車市場・中国に注目が集まる中、国内外の完成車と部品メーカー約2000社が出展する。展示される新モデル75車種のうち、19車種が世界初公開だ。

 自動車部品供給に打撃を与えた東日本大震災後初の国際自動車ショーでもあるため、震災の影響をつかむ目安にもなりそうだ。市場調査・分析会社IHSグローバルインサイト(IHS Global Insight)のカルロス・ダ・シルバ(Carlos da Silva)氏はAFPに、4月末までの生産台数は中国で2万5000台、欧州で5万5000台、北米で6万8000台減るとの見通しを示した。

 前回開催された2009年以降、中国は米国を抜いて世界最大の自動車市場に躍り出たため、上海モーターショーは世界でも最大規模の自動車展示会になった。(c)AFP