【2月18日 AFP】オーストラリアのカンタス航空(Qantas Airways)は18日、世界的な金融危機後を受けて需要が激減したファーストクラスを大幅に削減すると発表した。

 アラン・ジョイス(Alan Joyce)最高経営責任者(CEO)の発表によると、ファーストクラスはシンガポールあるいはロサンゼルス(Los Angeles)を経由してオーストラリアとロンドン(London)、ニューヨーク(New York)を結ぶA380型機12機にのみ残す。

 2011年末から2013年末にかけて4億豪ドル(約330億円)を費やして、B747A380の計29機でファーストクラスの座席を外したり、機内のエンターテイメント設備を刷新するなどの改修を行う予定。(c)AFP