【11月13日 AFP】公的管理下で経営再建中の日本航空(Japan AirlinesJAL)が13日発表した09年9月中間連結決算は、純損益が1312億円の赤字で、前年同期の367億円の黒字から大幅な減少となった。2010年3月通期の業績予想については、未定とした。

 日航は同日、債権者への支払いを一時的に停止するため、私的整理手法である「事業再生ADR」を事業再生実務家協会に申請し、受理されたことを明らかにした。

 西松遙(Haruka Nishimatsu)社長は、同日の記者会見で、記者からの質問に対し、再建計画が一段落した段階で、何らかの発表を行うと述べ、自身の辞任の可能性を示唆した。(c)AFP