【5月7日 AFP】欧州中央銀行(European Central BankECB)は7日、ユーロ圏(16か国)のさらなる景気対策として、主要政策金利を0.25%引き下げ、過去最低の1%にすると発表した。前年10月以降で7回目の利下げとなる。

 ジャンクロード・ トリシェ(Jean-Claude Trichet)ECB総裁は同日、今回の1%で必ずしも過去最低値がとどまるとは限らないと述べた。

 一方、英中央銀行のイングランド銀行(Bank of England)は同日、主要金利を0.5%に据え置き、英国経済を下支えするために500億ポンド(約7兆4900億円)を追加供給すると発表した。(c)AFP