【1月20日 AFP】トヨタ自動車(Toyota Motor)が国内工場の期間従業員3000人を追加削減し、今夏までに期間従業員数をゼロにする方向で検討していることが分かった。読売新聞が20日、報じた。

 トヨタは前年11月、2009年3月末までに期間従業員を3000人に削減する方針を明らかにしていたが、同紙によれば世界規模での新車販売不振に回復の兆しはみられないことから、余剰人員の解消を目指すという。

 一方、トヨタの広報は、期間従業員をゼロにするということは決定されたことではなく、期間従業員数は生産・販売計画に基づいて決めているため、将来における期間従業員数を現時点で明確に述べることはできないと述べた。(c)AFP