【1月16日 AFP】米コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)は14日、中国南西部雲南(Yunnan)省で生産したコーヒー豆を使ったコーヒー「South of the Clouds Blend」の販売を開始した。このコーヒーは、2月19日まで中国国内の店舗で販売されるという。

 スターバックスのマーティン・コールズ(Martin Coles)社長は、「まさに世界水準の中国産コーヒーを提供できる機会がもてて光栄だ」としている。

 スターバックスは1999年に中国本土に初出店し、現在は中国全土で350店以上展開している。15日の現地紙Beijing Business Todayによると、このコーヒーは、シンガポールやマレーシアなど中国国外の店舗でも提供されるという。

 現地のコンサルティング会社によると、中国の2006年のコーヒー生産量は、前年比17%増の2万5655トンだったという。(c)AFP