【1月14日 AFP】中国税関総署は13日、2008年12月の輸出が前年同月比2.8%減の1112億ドル(約9兆9700億円)となり、2か月連続のマイナスになったと発表した。減少幅はここ10年で最も大きくなっており、世界的な経済危機の影響が輸出に頼る中国経済に一層及んできた形だ。

 また、12月の貿易黒字額は過去2番目の額となったが、これは内需の落ち込みによって輸入が急激に減少したことを反映したもので、必ずしも健全な状態を表しているわけではない。(c)AFP/Peter Harmsen