【3月31日 AFP】エジプトは28日、生活必需品の価格高騰で国民の不満が高まっている事態を受け、パン、コメ、パスタ、セメント、鉄の必需品5品目の価格抑制策を打ち出すとともに、コメとセメントの輸出を4月から6か月間停止すると発表した。
 
 世界最大のパン消費国であるエジプトでは、穀物価格がこの1年で26.5%上昇。パン店の前にできた長蛇の列が暴動に発展し少なくとも7人が死亡するという事件が起こるなど、ここ数週間というもの暴動が拡大している。

 3月初めには、事態を重く見たホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)エジプト大統領が軍にパン製造を命じた。

 政府はパンの価格高騰の原因について、小麦の国際市場価格が急騰したことに加え、政府助成の小麦が闇市場に流れ、助成金を受けていないパンの製造に使用されている問題を非難している。(c)AFP/Mona Salem