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カナダの富豪、ギネスブック発行会社を買収

  • 2008年02月17日 11:11 発信地:オタワ/カナダ
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豪シドニー(Sydney)で、ギネス(Guinness)ビールの缶のレプリカに登る男性(1999年3月16日撮影)。(c)AFP/Torsten BLACKWOOD

【2月17日 AFP】カナダの富豪ジミー・パティソン(Jimmy Pattison)氏が保有するジム・パティソン・グループ(Jim Pattison Group)は15日、世界一の記録を集めた本を発行するギネス・ワールド・レコーズ(Guinness World Records)社を英ヒット・エンタティンメント(HIT Entertainment)社から買収したと発表した。買収額は明らかにされなかったが、英紙は6000万ポンド(約127億円)だと報じている。

 同グループはすでに、ギネスのアミューズメント施設を運営するRipley Entertainmentを傘下に収めている。ギネス世界記録博物館は、東京をはじめ、ナイアガラの滝(Niagara Falls)、ハリウッド(Hollywood)、米サンアントニオ(San Antonio)など6か所にある。関連会社Ripley's Believe It or Not!は、世界中の珍グッズを集めたOdditoriumsを世界で30か所運営し、放送や出版部門もある。

 パティソン・グループは、カナダ第3位の規模を誇る年商63億ドル(約6800億円)の私企業で、従業員は2万9000人。米経済誌「フォーブズ(Forbes)」の長者番付によると、パティソン氏は世界230位、カナダ8位で、個人資産額は38億ドル(約4000億円)。

 「ギネス世界記録」は、ギネス醸造所(Guinness brewing company)の委託により1955年に初版が発行された。その後世界中に広まり、現在は37言語100か国以上で毎年発行されている。

 同社ウェブサイトによれば、出版のきっかけは醸造所の代表取締役が狩りに出かけた際、仲間と「欧州で最も速く飛ぶ猟鳥は、ライチョウとムナグロのどちらか」について議論したことだったという。代表取締役は、こういった疑問に答える本を出せば人気が出るのではないかと思いついたという。(c)AFP

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