【5月6日 AFP】米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)郡西部のマリブ(Malibu)近くで2日に発生した山火事は5日、収束への見通しが立ったことから、近隣住民に出されていた避難勧告が解除された。

 約2000人の消防隊員が動員された消火活動は、涼しい気温と高い湿度に助けられたこともあり、鎮火の範囲は4日朝の30%から同日夜には56%に拡大した。6日中には全てのエリアで鎮火すると見られている。これまでに約1万1300ヘクタールが延焼した。

 この山火事では家屋15棟が被害に遭い、地域住民数百人が避難を強いられたが、これまでに死傷者は出ていない。出火した2日には湿度が5%以下だったが、4日夜には75%まで上昇していた。(c)AFP