【1月30日 AFP】環境省は30日、福島第1原子力発電所から放出された放射性物質が周囲の生態系に与える影響を調べるため、半径20キロ圏内の警戒区域で動植物のモニタリング調査を前年11月から実施していることを明らかにした。

 モニタリング対象の動植物はアカネズミ、アカマツ、ムラサキガイなどで、外見や生殖機能、染色体の異常の有無などを調べる。また、植物では発芽実験、動物では子の世代も調査し、次世代の動植物への影響も調べる。3月には第1次報告が発表される予定。(c)AFP