【12月19日 AFP】米航空宇宙局(NASA)が15日に公開したフィリピン・マヨン火山(Mayon Volcano)の衛星画像。

 科学者らは17日、数週間後に本格的な噴火が起きる可能性があると警告した。住民数千人が避難を強いられるおそれがある。

 火山学者のJuly Sabit氏は「16日に空から調査を行ったところ、2つの溶岩ドームがマヨン火山の火口に形成されているのが見られた。火山内部の圧力が高まり、上昇したマグマが火口に集まっていることを示している。圧力上昇が続けば、大規模な噴火や、火山の熱い灰や岩石やガスによる火砕流が起きるかもしれない」と警告した。(c)AFP