【2月10日 AFP】米地質調査所(US Geological SurveyUSGS)のアラスカ火山観測局(Alaska Volcano ObservatoryAVO)は、アラスカ(Alaska)州最大の都市アンカレジ(Anchorage)近郊に位置するリダウト山(Mt. Redoubt)の火山活動が活発化し、噴火が差し迫っているおそれがあると発表した。

 1989年に起こった同山の噴火は5か月間続き、1990年にも再び活動が活発になった。噴火すると火山灰が数キロ上空にまで噴き上がり、風により灰が広がる方向次第では、アンカレジの住民28万人が被害に遭う可能性もある。(c)AFP