【10月7日 AFP】大型で非常に強い台風15号が接近している中国南東部で6日、地元当局の指示により100万人以上の住民が避難した。国営新華通信社(Xinhua news agency)が伝えた。

 地元気象台によると、台湾で2人の死者を出した台風15号は、日本時間午後9時の時点で最大風速50メートルの勢力を保ち、浙江省(Zhejiang province)のWenling沖455キロメートルに位置し、7日に上陸が予測される福建省(Fujian)では、6日夜までに100万人を超える住民が避難したという。

 また、7日にF1グランプリ(Formula One Grand Prix)決勝とスペシャル五輪の開催が予定されている上海(Shanghai)では、台風が進路を北に変えた場合に備え、洪水対策のために人員が集められていると同通信社は伝えている。(c)AFP