【7月5日 AFP】インド政府当局は4日、2007年度に発生したモンスーンによる同国内での死亡者の数が474人を上ったと発表した。

 政府当局によると、東部では今も豪雨が続いており、西ベンガル(West Bengal)州ではこの24時間でさらに2人が死亡し、州内の死亡者は13人となった。

 州都コルカタ(Kolkata)では、水かさがひざ丈にまで上昇。家屋や事務所が浸水した。気象当局は、2日からのコルカタの降水量が300ミリに達したと発表。またベンガル湾(Bay of Bengal)上にある低気圧によって、5日も引き続き大雨が予想されている。取り残された住民に対しては、食糧および飲料水などの救援物資が船で搬送されている。

 インドは例年6月から9月はモンスーンの季節であり、豪雨や洪水が頻発、死者も多数発生。人々の生活に支障をきたす。(c)AFP