【6月13日 AFP】チュニジアの裁判所は、同国でトップレス抗議活動を行った女性権利団体「FEMEN」のメンバーの女性3人に対し12日、公衆道徳を攻撃した罪と公然わいせつ罪で禁錮4月と1日の実刑判決を言い渡した。FEMEN側の弁護士が明らかにした。

 被告の仏人2人とドイツ人1人は先月29日、チュニジアの首都チュニス(Tunis)で、アラブ世界では初となるトップレスでの抗議活動を行い逮捕された。

 出廷した3人は、トップレスで抗議した理由を問われ「アミナ・タイラー(Amina Tyler)さんを支持する政治的抗議を行うため」と答えた。タイラーさんはチュニジア人の女性活動家で、同国でイスラム強硬派に対する抗議活動を行い、当局に身柄を拘束されている。

 法廷でFEMENメンバーらは、自分たちの政治的見解を表明するためなら「あらゆる機会を利用する」と主張。また、胸を露出する理由については「性的な関心を呼び起こすことが目的ではなく、活動の手段の1つだ」と説明した。

 メンバーに対する禁錮刑判決を受け、FEMENリーダーのインナ・シェフチェンコ(Inna Shevchenko)氏は仏パリ(Paris)でAFPの電話取材に応じ、「大きな怒りを覚える」とコメント。今後もチュニジアで抗議活動を展開していくと言明した。(c)AFP