【3月6日 AFP】ロシア・モスクワ(Moscow)の警察は6日、ボリショイ・バレエ団(Bolshoi Ballet)の芸術監督セルゲイ・フィーリン(Sergei Filin)氏(42)が顔や目に酸性の液体をかけられて重傷を負った事件で、身柄を拘束していた3人の容疑者が犯行を認める供述をしていることを明らかにした。

 警察の声明によると、犯行を主導したとみられる同バレエ団のソリスト、パーベル・ドミトリチェンコ(Pavel Dmitrichenko)容疑者、そのほか実行犯のユーリー・ザルツキー(Yury Zarutsky)、運転手として加担したアンドレイ・リパトフ(Andrei Lipatov)の両容疑者のすべてが、すでに供述調書に署名したという。(c)AFP