【10月29日 AFP】欧州の宝くじ「ユーロミリオンズ(EuroMillions)」のフランス公式サイトが何者かにハッキングされ、宝くじを「不道徳」で「悪魔の仕業」と批判するメッセージが表示された。

 メッセージはアラビア語とフランス語で書かれ、ユーロミリオンズのサイトへのアクセスができない状態になった。ハッキングを行った集団は「Moroccanghosts(モロッコの亡霊)」を名乗っている。

 フランス語のメッセージには「信者よ。ワイン、賭け事、偶像はどれも不道徳の兆しであり、悪魔の仕業である」と記されていた。さらに悪魔は賭け事とアルコールを使って「あなたたちの間に憎しみの種をまき、あなたを神と祈りから遠ざけ」ようとしていると説き、賭け事をやめるよう呼びかけた。

 人口は約6500万人のフランスで、イスラム教徒は欧州最大の400万人に上ると推計されている。イスラム教では賭け事とアルコール飲料は禁じられている。

 2004年に始まったユーロミリオンズは現在、西欧9か国(オーストリア、ベルギー、英国、フランス、アイルランド、ルクセンブルク、ポルトガル、スペイン、スイス)で行われている。30日のユーロミリオンズは、当せん額が1億ユーロ(約100億円)以上に上っている。(c)AFP