【7月1日 AFP】レバノンのラフィク・ハリリ(Rafiq Hariri)元首相の暗殺事件を裁く国際法廷「レバノン特別法廷(Special Tribunal for LebanonSTL)」は6月30日までに、レバノン検察当局に起訴状と逮捕状を提出した。

 容疑事実や容疑者の身元については公開していないが、司法関係者がAFPの取材に明かしたところによると、逮捕状は4人のレバノン人に対して出されている。地元メディアは4人について、イスラム教シーア(Shiite)派組織ヒズボラ(Hezbollah)のメンバーと報じており、政治的・宗派的な対立が深まる懸念が高まっている。(c)AFP/Jocelyne Zablit