【6月14日 AFP】「Lulz Security」を名乗るハッカー集団が13日、米上院ウェブサイトのサーバーに侵入して内部データを盗んだと、自分たちのウェブサイト「lulzsecurity.com」で発表した。

　ウェブサイトには、同集団が盗んだと称するデータファイルも記載されている。

　議会のセキュリティーを担当する上院守衛官は、上院公式サイト「Senate.gov」のサーバーに前週末「不正アクセス」があったことを確認したが、秘密情報が盗まれた形跡はないと話した。

　Lulz Securityは、ここ数週間で立て続けにサイバー攻撃の犯行声明を出している。これまでに標的とされたのは、ソニー（Sony）のネットワーク、米連邦捜査局（FBI）関連機関のウェブサイト、ビデオゲーム開発会社のベセスダ・ソフトワークス（Bethesda Softworks）のサイト、米公共放送サービス（Public Broadcasting Service、PBS）のウェブサイトなどだ。（c）AFP