【3月24日 AFP】東京・秋葉原で2008年6月、7人が殺害され10人が重軽傷を負った無差別殺傷事件で殺人罪などに問われ、死刑を求刑された元派遣社員の加藤智大(Tomohiro Kato)被告(28)に対し、東京地裁は24日、死刑判決を言い渡した。

 加藤被告は08年6月8日、レンタルした2トントラックで、JR秋葉原駅近くの歩行者天国に突入し通行人をはねた。その後、車から降りてダガーナイフで無差別に通行人を襲い、現行犯逮捕された。車にはねられた3人と、刺された4人が死亡した。

 加藤被告は公判で、「わたしが犯人であることは間違いありません」と述べ、起訴事実を大筋で認めていた。(c)AFP